スタッフコラム
2018/11/20 Tue
脳卒中「脳梗塞」、「脳出血」発症、退院後のリハビリ
こんにちは!!Kijin 脳梗塞リハビリステーション大阪泉州、作業療法士の木下です。
今回は、退院後のリハビリについてのお話しです。
後遺症が残っていても退院しなければならない
前回もお話ししましたが、脳卒中発症日から180日を過ぎると、後遺症が残っていても基本的には退院しなければなりません。回復期病院を退院する前に、介護保険の申請や住宅改修など行い、退院先を決めます。退院先は「自宅」、「高齢者住宅」や「老人ホーム」へ退院し、医療保険ではなく介護保険でのリハビリを受けることとなります。
心身・機能改善は現在の医学的に6ヶ月が限度であるといわれており、医療保険制度で6ヶ月以降の医療保険でのリハビリは認められておらず、6ヶ月経過後は医療保険ではなく、介護保険でのリハビリを受けるようにすすめられます。
介護保険を利用したリハビリでは「デイケア」、「デイサービス」、「訪問リハビリ」があります。週1回~3回で、リハビリ時間が約20分~40分です。回復期病院で毎日2時間~3時間リハビリしていたのと比べると格段にリハビリ量が減ってしまうのが現状です。介護保険でのリハビリで満足される方もいますが、もっとリハビリがしたい、時間が短く満足しない方もいるのが現状です。
次回!退院後リハビリを受けるにはどうすればいいのか?
脳梗塞などの脳血管疾患の後遺症にお悩みの方、早期の職場復帰をお望みの方、リハビリでお困りの方はお気軽にご相談ください。