スタッフコラム
2018/11/12 Mon
脳卒中の初期症状
こんにちは!!Kijin 脳梗塞リハビリステーション大阪泉州、作業療法士の木下です。以前は「脳梗塞」、「脳出血」の「後遺症」、「高次脳機能障害」についてあげさせていただきました。今回は脳卒中「脳梗塞」、「脳出血」を早期に発見するために初期症状、チェック項目を簡単にお話しします。
「脳卒中」は早期発見が大事!!
「脳卒中」の治療は一刻を争います。発症すぐであれば、救命率も上がり、その後の経過も良い方向へ向かう可能性が高く、後遺症も軽くなる可能性が高くなります。逆に対処が遅れると死に至る場合や、重い後遺症を残す危険性が高くなるといえるでしょう。
「脳梗塞」、「脳卒中」を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?
脳卒中「脳梗塞」、「脳出血」が発症した時の初期症状についてお話します。
こんな症状に気をつけよう。
FAST
顔(Face)、腕(Arm)、言葉(Speech)の異変に気づいたら急げ(Time)発症時刻を確認し、すぐに119番に電話しましょう。
チェックする項目
顔(Face)
・片方の顔が垂れさがる。
・口角が下がっている。
腕(Arm)
・片方の腕が動かない。
・手が痺れる。
言葉(Speech)
・呂律が回らない。
・言葉がでない。
こんな症状にも気を付けましょう
・他人の言うことが理解できない。
・もの忘れが増えた。
・立てない、歩けない。
・片目が見えない、物が二重に見える。
・激しい頭痛がする
このような症状が一時的に起き、数時間後には元通り改善したと思った場合でも、脳梗塞の前兆の可能性があります。早期に病院を受診するようにしてください。
次回は脳卒中「脳梗塞」、「脳卒中」を発症した後の治療、リハビリテーションについて!
脳梗塞などの脳血管疾患の後遺症にお悩みの方、早期の職場復帰をお望みの方、リハビリでお困りの方はお気軽にご相談ください。