スタッフコラム
2018/10/29 Mon
脳卒中の一つ「脳出血」について
こんにちは!!Kijin 脳梗塞リハビリステーション大阪泉州、作業療法士の木下です。
今回は脳出血の種類についてお話しします。
脳出血とは?
脳出血
何らかな原因(ほとんどが高血圧が原因と言われています)により脳の血管が破れてしまい、脳の中に出血する病気です。血管から溢れた血液は血腫(血の塊)を作り、その血腫が直接的に脳にダメージを与えます。さらに出血量によりますが、血腫が大きくなることや脳浮腫(脳細胞自体に水分が貯留すること)により、頭蓋骨内で圧が高まり正常な周りの脳細胞をも圧迫してしまい、様々な症状が出現する病気です。
くも膜下出血
脳は外側から硬膜、くも膜、軟膜と言われる3層の膜に覆われています。くも膜下腔(くも膜と軟膜の間)は脳脊髄液で満たされており、脳は脳脊髄液の中で浮いている状態にあります。そのくも膜下腔に出血を起こした状態をくも膜下出血と言います。ほとんどの原因は脳の動脈にできたこぶ(動脈瘤)が破裂することにより発症することが多いと言われています。
次回!!「脳梗塞」「脳出血」の後遺症について!!
脳梗塞などの脳血管疾患の後遺症にお悩みの方、早期の職場復帰をお望みの方、リハビリでお困りの方はお気軽にご相談ください。